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お菓子が子供に与える健康への影響は?

 2017/01/23 健康 この記事は約 7 分で読めます。 3,111 Views

『ねぇねぇ、ママお菓子は〜!?』『にんじん食べたくな〜い!』子育てしていて心配になること、栄養のバランスや子供の健康を考えて作ったご飯は食べずに、お菓子といえば手を伸ばす子供(ToT)家族の健康を守るお母さんたちの悩みは尽きません。

よくないとわかっていながら、ついつい自分も食べてしまったりして…。子供が小さいときなら、何かと食べないようにできたとしても、大きくなればそうもいかなくなってきます。健康でいるためにも、食のこと、ちゃんと知っておきたいものですよね。

『そもそもお菓子って、どうして体によくないの?』『食べ続けたら、どんな影響があるのかしら?』

今回は、そんな素朴な疑問にお答えして、『お菓子』のホント!!をまとめてみました。『お菓子は完全にゼロ!』というわけにもいかないこの時代…、『上手なお菓子との付き合い方』、お子さんに是非、教えてあげてくださいね(^-^)

お菓子が子供に与える健康への影響は?

1、 どんなお菓子が悪影響を与えるのか?

一言にお菓子と言っても、アイスクリームからポテトチップスまで、幅広くありますよね。ここでいうお菓子は、

◉キャラメル
◉キャンディ
◉カステラ
◉シュークリーム
◉チョコレート

といった、”砂糖たっぷり”のあま〜〜いカタカナお菓子のこと!
砂糖の塊でできたこれらのお菓子は、普段の食事ではとらないような、過剰量のカロリーや糖分を含んでおり、肥満や糖尿病、アトピーやアレルギーの原因になる物質まで、さまざまな危険が潜んでいるんです。一体どう危険なのか、どういう影響が出てくるのか、実際に見ていきましょう。

2、 お菓子が子供に与える影響について

1、味覚が変わる

目に見えて影響が出てしまうこと、それはお菓子によって『味覚が変わってしまうこと』なんです。

素材のもつ味を引き出すように調理される『日常の家庭料理』、一方で『味のない加工食材に無理やり味をつけているお菓子』では、感じる味の濃さがまったく違います!お菓子の味付けや、甘さの刺激に慣れてしまうと、普段の食事がやけに薄く感じたり、物足りなく感じてしまうのです。

他にもこわ〜い影響がたくさん!特に子供のときの味覚や習慣は大人になってもなかかな変わらないもの!次の具体的な悪影響を、詳しく見ていきましょう。

2、お菓子が子供に与える4つの悪影響

①必要な栄養が不足する

お菓子で満腹になってしまうと、きちんとした食事を取らなくなってしまったり、必要な栄養素を摂ることができなくなってしまいます。無気力になったり、集中力がなくなったり、それをごまかすためにまたお菓子を口にして、悪循環が続いてしまうのです。

②虫歯や肥満になる

お菓子を食べることによる過剰量の糖分は、虫歯の原因になります。料理に使う砂糖とくらべ、お菓子の砂糖は、虫歯になりやすいことがわかっています。

また、子供の歯は大人と比べて、虫歯になりやすい傾向があり、注意が必要です。子供の虫歯についても詳しくまとめたページも、是非ご活用ください。

また、お菓子はカロリーも非常に高いため、肥満になりやすくなります。現代は、子供の10人に1人が肥満と言われる時代、大人が注意して、子供の健康を守ってあげたいものですよね。

③疲れやすくなる

お菓子を食べ過ぎてしまうと、子供は元気が無くなってしまいます。それは、『低血糖の状態』を招いているから。

低血糖とは、”血液中のブドウ糖が以上に減っている状態のことです。”たとえば疲れているとき、私たちは、甘いものが欲しくなります。

そんなときは、体が『ブドウ糖が足りないから欲しいよ〜』というサインを出している証拠。糖分を摂取することで低血糖を防ぐようにできているのですが、ここでもしお菓子を食べてしまうと!血糖値は急上昇!それが習慣化されてしまうと、体にサインを出してくれるインシュリンのバランスが崩れてしまうのです。

低血糖のままなのに、体のサインがうまく出なくなり、体のバランスが崩れてしまうのです。最終的には体のエネルギーもなくなってしまい、元気も無くなってしまう、これは避けなければなりませんよね。

⑴ いつもボーっとしている
⑵無気力
⑶集中力がない
⑷落ち着きがない(怒りっぽい、キレやすい)

もしもお子さんに、こういった状態が見られるのなら、お菓子との付き合い方を変えることで、改善されるかもしれません。

たとえばお腹が空いたとき、ご飯や芋類などで糖分をとるようにすれば、血糖値はゆっくりと上がるので、低血糖の改善につながりますよ(^-^)食生活のホルモンは、情緒ホルモンと呼ばれるアドレナリンと深い関係があります。

切れやすくなったり、怒りっぽくなったり、たかがお菓子といえども、子供を育てる上で、お菓子の存在は、無視できないものなんです!

④小児.糖尿病になる恐れがある

低血糖とともにインシュリンのバランスが崩れることで危険性が高まるのが、『糖尿病』です。特に最近では子供でも糖尿病になることが多くなっています。高い血糖値に体が慣れてしまって、次から次へ糖分を摂取するようになる、しまいにはブドウ糖が制限なく血液に流れ込み、『糖尿病』になってしまうのです。

3、 子供の成長と健康を守るために親が出来ること

11135641 - young girl eating a piece of cake

いかがでしょうか?たかがお菓子と言っても、これだけ子供の健康に影響があるとわかると、少し怖くなってしまいますよね?でもお菓子に溢れている世の中で、完全にお菓子を辞めるのは難しいのも事実です。では、どんな風にお菓子を子供にあげたら良いのでしょうか?

次は、親が子供のためにできることをみてみましょう。

お菓子を家に置かない

食べさせたくないものは、そもそも家に置かない!これがもちろん、一番です。その代わり、学校から帰ってきたときに、すぐに食べれるようおにぎりを用意してあげるとか、みかんやバナナなどの果物を食べられるように準備しておくとか、そういった健康にいいもので”置き換えること”で、お菓子との距離感を保つことができますよね♬

特別な時はご褒美にお菓子をあげる

いきなりただ禁止!!というのはいくらなんでも酷なもの。隠れて食べるようになってしまったり、親子関係が壊れてしまってはし本末転倒です! たとえば、親子でお菓子を食べてもいいルールを決めたり、お手伝いをしたらご褒美としてお菓子をもらえるというのもオススメです。

・ご飯を食べたらデザートにお菓子をあげる
・お菓子の後は必ず歯磨き
・お手伝いの後には好きなお菓子を選んでも良い

子供の教育の一環としてお菓子を上手に用いれば、親子で楽しく、お菓子と付き合っていけますよね?^-^

野菜やお肉を食べた時に褒めてあげる

食の大切さを伝えるためにも、嫌いなものを食べれたときはほめてあげたり、一緒に楽しく食事できる時間を過ごすことはとても大切です。褒めらたり、楽しく食事をすることで、心もお腹も満腹になって、自然とお菓子も必要なくなっていくはず。心にも、体にも優しい食生活が送れますよね♬

まとめ

いかがでしたでしょうか?”三つ子の魂百まで”と言われるように、子供の頃の習慣は、一生の間影響していきます。

特に、食生活は、365日、しかもほとんど毎日三食という、日常生活の中でとても大きなものです。当然、心や体の健康に、大きく関わってくるもの。大切なお子さんの将来のためにも、食の安全、きちんと考えてあげたいですよね?

『お菓子』といえば、現代ではさけるのがとてもむずかしいもの、是非この記事を参考にして、お菓子と上手なお付き合いをしていただけたら幸いです。

それと子供はなにかと歯磨きを嫌がるものですよね。こちらの記事では歯磨きを嫌がる子供が歯磨きをしてくれる方法を詳しく解説しています。

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